深谷市は埼玉県の北部に位置し、利根川を隔てて群馬県と接する都市です。東京都心から電車で90分、車なら関越自動車道練馬インターチェンジから35分で来ることができます。
太平洋側の気候の特色とともに、内陸性気候の性格も併せ持っている深谷市は、日照時間が長く晴れの日が多い温暖な傾向があります。夏と冬の平均気温の差が大きく、近年は夏に高温となり、秋にかけて突然の雷雨や前線などの影響により降水量が多くなります。また、冬は「赤城おろし」と呼ばれる北よりの季節風が強く吹くと、寒く乾燥しますが降雪は都内と同程度です。
肥沃な土壌に恵まれ「深谷ねぎ」に代表されるように野菜をはじめとする農畜産物の生産が盛んで、「関東の台所」としての役割を果たしています。また花きの栽培と植木や盆栽の生産も盛んであり、なかでもユリやチューリップの切花生産は全国トップクラスの生産量を誇ります。また、「ガリガリ君」の製造で有名な赤城乳業株式会社の本社は深谷市にあります。
平成18年1月1日、深谷市、岡部町、川本町、花園町がひとつになり誕生した新「深谷市」には、約14万人、約6万世帯が暮らしています。深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」も市民の一員として住民票があります。
深谷市の花はチューリップです。深谷市はチューリップの切り花生産量が全国トップクラスとなっており、春には市内各所で愛らしく咲いた花を楽しむことができます。