煮ぼうとうは、深谷市の偉人渋沢栄一翁が好んで食べたという深谷の郷土料理。幅広の麺と深谷ねぎなどの地元野菜をふんだんに使い、しょうゆで煮込んだ料理です。市内の飲食店で煮ぼうとうが味わえます。
令和5年3月に、文化庁から『伝統の100年フード部門』で『100年フード』として認定されました。
深谷の酒造りの歴史は古く、たくさんの方に愛飲されてきました、現在でも市内には３つの酒蔵があり、伝統の味を守り続けています。長い歴史の中で、丹精込めて造り続けてきた深谷の酒には、風土の香りと深い味わいがあります。また、市の地酒による乾杯の習慣を広めることにより、酒造業その他市内産業の発展に寄与することを目的に全国でも珍しい「深谷市の酒で乾杯を推進する条例」が制定されています。
深谷は関東一、全国でも有数の漬物生産地です。市内に30以上の漬物業者があります。深谷の漬物の魅力は、何と言っても新鮮な野菜を使用していること、そして漬物の種類が豊富であることです。野菜の一大産地だからこそできたふるさとの味です。その魅力をたっぷり味わってみてください。
深谷牛は肉質の良い系統の親から生まれた素牛を導入し、会員が統一した飼養管理により肥育した黒毛和種で、きめが細かくサシが入り風味があるのが特徴です。
武州和牛は、こだわりの配合飼料をブレンドしたエサで育て、きめの細かい肉質と風味、甘味が抜群の良質な黒毛和牛で、埼玉県を代表するブランド牛です。
深谷の養豚肉は、豊かな自然と良質な飼料で育ち、上質な味わいを持っています。その中でも、花園黒豚は国内唯一のイギリス原産黒豚を原料にして作り上げたもので、繊細な肉質で歯切りが良く、芳醇な香りに魅せられます。また、むさし麦豚はキメが細かく、なめらかでクセのない甘みがあり、ジューシーな脂身も絶品です。
料理レシピサイト「クックパッド」に深谷市公式キッチン「ふかやごはん」を開設し、深谷ねぎや白なす、とうもろこし「味来（みらい）」など、深谷の特産野菜をつかった様々なレシピを公開しています。深谷の野菜をつかった「おにぎらず」レシピも好評です。毎日の食事やお弁当づくりなどに、ぜひご活用ください。